理学部のものです. この手の話は, 突き詰めれば「人による」としか言えない所があるんですよね...中々一口で答えるのが難しいですが, 取り敢えず好き勝手に述べてみます. •(既に終えているかと思いますが, そうでなければ) まずは模試の復習をして, どの分野が疎かになっているか明確にすると良いと思います。 京大模試であろうと本番の試験であろうと, 「落としてはならない問題」というものが数多く存在します. 質問者さんのおっしゃる「思うような点数」がどれほどか分かりかねますが, まずはそうした問題を取りこぼさないことが重要です。 •模試の復習をして, 特定の分野に抜けがあると分かったのであれば, そこについて問題集で重点的に演習すると良いと思います。 使用する問題集については比較的薄く, 少なくとも5割程度は自分の手で解けそうなものが望ましいと思います. 個人的な話になりますが, 問題集が薄い程「解き直しをしよう」という意識が, そして解けそうな問題が多い程「完璧にできるようにしよう」という意識が働きやすかったと実感しています. …「そんなのもう完璧だよ〜」という声が聞こえてきそうです. そういう場合は, 京大特有の出題形式にまだ慣れていないのではないかと思います. これを克服するには「習うより慣れろ」ということで, 過去問や京大模試の過去問を数多く解くよりないと思います. 出題形式に慣れないうちは大問ごとに演習するのもありですが, 後々のことを考えるのであれば, なるべく180分 (かそれより少し短い時間) を計り, 本番さながらの環境を作って演習するのが望ましいです. 結局の所, 本番では180分で物理と化学の両方を解くことになりますからね. •予備校のテキストに関しては, 基礎的な内容が多いのでしょうか?もしそうなら「何も見ずに内容を説明できる」まで復習を怠るべきではないと思います. こと基礎事項に関しては「完璧主義」である事が重要です. •(耳にタコができる程聞いているとは思いますが, それでも) こと理科において, ケアレスミスを軽視してはいけません. 極端なことを言えば, 1つのケアレスミスで大問一つが吹っ飛ぶ...なんてことも起こりえます. 本番の試験でそんな事態になったら, 悔やんでも悔みきれませんよね. 具体的な対処法としては, ケアレスミスをするたびにメモを取ることをお勧めします. 個人的な話になりますが, そうすることで自分のミスの傾向, 突き詰めれば見直しの際に特に注意すべきポイントを理解できた実感があります. まずは京大オープンでやってしまったケアレスミスを分析するところから, 始めてみてはいかがでしょうか.