プラチカ→世界一わかりやすい京大文系数学の順で使った者です。
世界一わかりやすい京大文系数学は方針の立て方や論理の組み立て方など京大数学に立ち向かうための方法論を学べるとても良い参考書で僕も愛用していました。
この参考書をそう位置付けるとしたら、プラチカはその方法論を実践するためのもととなる経験や知識を蓄積するための参考書だと思います。暗記数学という言葉は好きじゃないのですが、典型問題から学べる解法の定石や数学的知識を断片化して自分の思考の素材とすることを指すのならプラチカはそのための参考書といえるでしょう。
内容面に言及するなら、その難易度は京大数学のレベルに合ってると思います。ただし、分量がかなり多かったり京大数学の雰囲気と異なる問題があったりするので注意です。僕は現役のとき丁寧にやり過ぎたせいでプラチカで学んだことを実践する演習の時間が少なくなってしまいました。なので浪人のときは方針だけ立てて解答を確認したり一部の問題は飛ばしたりして京大数学の対策へ早めに移りました。それ以降の演習では安定して三完以上取れるようになり本番も95点でした。
具体的にこのレベルとはっきりいうのが難しかったので個人の経験と意見になってしまいましたが、一つの参考例として少しでも何か掴めれば幸いです。がんばってください！